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2011年1月14日 (金)

スキーの日

 去る112日は、日本スキー発祥の日でした。といっても、多くの方はご存じないと思います。今からちょうど100年前の1911112日に、我が郷里新潟県上越市(高田)にある金谷山でオーストリアの軍人テオドール・フォン・レルヒ少佐によってスキーの指導が行われたのです。今年はあいにくの雪模様でしたが、当時をしのぶ着物姿で竹竿のようなストックを一本手にした滑降が披露されました。ありがたいことに、この様子はニュースで流され、朝日新聞には12日の天声人語と翌日には小さな記事として紹介されました。

 

ここまでは、まあ皆さんに知られているところなのですが、レルヒ少佐の指導を受けた人で、後にキリスト者となった軍人さんがいたことはあまり知られていません。その人が以前ブログに書いた小野五郎氏で、当時は少佐でした。小野五郎氏は高知県宿家町生まれで、日露戦争で活躍した方であり、ドイツ留学の経験がありました。新潟県内の連隊にいましたが、このスキー練習のために高田に招集され、ドイツ語の通訳を任されたようです。小野五郎氏はそれから20年後の1931年のクリスマスに淀橋教会の小原十三司牧師より洗礼を受け、キリスト者となりました。その後は少年院での働きをされ、58歳で召されました。

 

金谷山(かなやさん)にはスキー発祥記念館がありますが、五郎氏の長男、小野修一氏をはじめ親族の方が訪れてくださいました。そしてその孫の一人が、当教会の牧師小野信一師であり、奥様と一緒に記念館を訪ね、このお話を館長の小堺昭一氏にお伝えすることができました。2002年のことです。五郎氏が受けた信仰が今も受け継がれているのです。面白いことに、そのとき私の父を連れて行ったのですが、その館長さんとはすれ違いで同じ中学校の教師として赴任した先輩、後輩であることがわかり、さらに受付の方が私の弟と高校時代の同級生ということもわかり、話が大いに盛り上がりました。神さまの不思議な導きでありました。

 

加えて、レルヒ少佐が赴任されたとき、カトリック高田教会のフリーゼ神父が、軍から依頼されて将校達にドイツ語とフランス語を教えておられたそうです(高田教会便り2011.1.1号 カトリック高田教会)。神父とレルヒ少佐の間に、交わりがあったと思われます。教会にも来られたかもしれませんね。

21112日はいよいよレルヒ祭。寒い冬の中で、上越はスキー発祥100を記念して、さらに熱くなることでしょう。

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金谷山にてスキーの指導を受ける小野五郎氏(中央)

左が、レルヒ少佐

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