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2012年5月13日 (日)

極悪非道な人は地獄行き?

恵みにととまる  使徒1313-42

物であれ思想であれ、それが初めて世に現れた時には、拒絶されるか驚きをもって受け入れられるかの、どちらかでしょう。聖書の教えであり、クリスチャンにとっては当然である「イエスを信じる者は誰でも救われる」との教えが初めて地中海世界に伝えられたのは、パウロの伝道の旅を通してでした。

シリヤのアンテオケから出発したパウロの一行は、キプロス島を出てペルガへ到着しました。そこで助手として同行していたヨハネは、アンテオケに戻ってしまいました。その理由については何も記されておりませんが、後にこの出来事が、パウロとバルナバの間に激しい反目を生む原因となります(使徒1536-41)。どのような困難があっても宣教の働きを放棄してはいけないのですが、主にある仲間が離れていくようなことが起きるのも、事実です。宣教におけるこのようなつらい出来事をも神様が許容しておられ、後にこのようなことも益としてくださることを信じることが、大切です。

14節に「しかし」とあるように、このようなことが起きても、伝道の旅は続けられました。ピシデヤのアンテオケでは安息日に会堂に入り、パウロは促されて立ち上がり、集った人たちに説教をしたのです。16-41までの説教は、三つの部分からなっていると言えるでしょう。第1の区分は16-25で、ユダヤ人の知っている歴史を振り返り、救い主の出現について語っています。第2の区分は26-37で、その救い主こそがイエス様であり、このことは旧約聖書に書かれている神様の御心であることを詩篇やイザヤ書を引用して語っています。そして第338-41では、このイエス様を信じることを勧めています。聴衆には神を敬う異邦人もいたでしょうが、まずは同胞に語りかけるパウロの思いやりを感じます。

この説教の中心は、39節です。「信じる者はみな、この方によって、解放されるのです」ということです。この「解放される」とは直訳すれば「義と認められる」ということで、パウロがその書簡の中でたびたび用いる言葉です。そして、何か良い行いをして人は救われるのではなく、ただイエスを信じる信仰によって救われる、罪から解放されるという真理を、明らかにしていくのです。しかしこのことは、律法の厳守を基としていた当時の人々には、衝撃的な教えでした。神様は、すべての人が救われることを願っておられます。この当たり前がすべての人々の人生の土台であり、このみ言葉を宣べ伝えることこそ、教会とキリスト者の使命であることを、もう一度心に留めましょう。

エペソ24-6

しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。――キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。

2012.5.13(皐月) NO.364 

春日部福音自由教会 山田豊

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