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2012年11月 4日 (日)

目を留めるものは

成長させてくださる神 使徒18:22-28

再びアンテオケより出発し、パウロの第3回伝道旅行が始まりました。2223節という短いことばですが、キリキヤの狭門を通りタウロス山脈を越えて西に向かう旅は、交通機関の発達した現代から見れば、いかに大変な道であったか容易に想像がつくでしょう。福音を宣べ伝えキリストの教会を建て上げることが神様から与えられた使命であるとの思いが、パウロを前へ前へと駆り立てたのではないでしょうか。

3回伝道旅行の主たる舞台はエペソになるのですが、そこにアレキサンドリア生まれのアポロという人が現れました。彼は雄弁な人で聖書に通じており、霊に燃えて(直訳:沸騰して)イエスのことを正確に宣べ伝えていました。アレキサンドリアはエジプトの北岸にある年で、大学や図書館があり、旧約聖書のギリシャ語訳である70人訳聖書が作られたところです。彼は、キリストに関する預言を旧約聖書から知っており、処女マリヤから生まれたのがイエスであるから、この方こそ人類が待ち望んでいた救い主であると語ったのではないでしょうか。

しかし彼は、バプテスマのヨハネしか知りませんでした。十分な福音の知識がなかったのです。そこで、プリスキラとアクラ夫妻は彼を個人的に招き入れて、イエスの十字架の購い、復活、昇天、再臨、そしてかつて五旬節の日に聖霊が下りイエスを信じる者は聖霊に満たされることを教えたことでしょう。この後、アポロは聖霊による熱心をもってイエスのことを宣べ伝え(ローマ12:11)、コリントにも足を伸ばし、そこで大きな働きをすることとなります。

教会は、基本的にはイエスを信じる者の集まりで、建物や組織ではありません(マタイ18:20ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。)。しかし人間の集まりであるので、大きな働きをした人をしたっていつの間にか分派や対立が起こるものです。実際コリントでもそのようなことがおこり、教会の中ではパウロ派、アポロ派、はてはキリスト派ができるような有様でした。

このような中で、確かに木を植えたり水を注ぐ人は必要であるが、成長させてくださるのは神様であるとパウロは語りました(1コリント3:5-7私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです。)。実際、このようなことを知ったアポロは、請われても再びコリントに行くことはなく、自分から身を引いていったのです。自らをわきまえ、ただ神様を見上げるようにとのメッセージが、彼の態度に表れています。

私たちの人生、教会生活の中で、人を生かして成長させて下さる方を忘れてはならないのです。

1コリント3:2223

「パウロであれ、アポロであれ、ケパであれ、また世界であれ、いのちであれ、死であれ、また現在のものであれ、未来のものであれ、すべてあなたがたのものです。そして、あなたがたはキリストのものであり、キリストは神のものです。」

2012.11.4(霜月) NO.382 

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