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2013年6月 6日 (木)

ブラジルにもお茶の作法が

 初めてのブラジル訪問は、どこに行ってもおいしいフルーツ、お食事でもてなしを受けました。なかでも、福浦さんの長男夫妻からいただいたシュハスコは絶品でした!

 シュハスコとは、ブラジルのバーベキューのこと。多くのお宅には専用の炉(オーブン?)があるようで、鶏肉、豚肉、牛肉そしてソーセージが炭火で焼かれ、切り分けられて盛りつけられました。肉はいくつかの部位をいただきましたから、多くの種類のお肉をいただいたことになります。デザートはシナモンを掛けたパイナップルの炭火焼き、お肉をいただいた後の甘酸っぱさは格別の味わいです。

Oven

 その時に出されたお茶が、シマホンというもの。これはブラジル南部のお茶の飲み方で、粉末にしたマテ茶を専用の茶器(クイナ、材料はひょうたん)に入れて、ボンバ(あるいはボンビーリャ)といわれる金属製のストローで吸います。器に入れたお茶の盛りつけ方がホストの趣向であり、ボンバを勝手に動かしてはいけません。奥様は、ペルーやアルゼンチン国境近くの南部出身者で、いわばシマホンの地元ということで、丁寧に説明をしながら、シマホンを出してくださいました。いただいたその一口目の味は、なんとお抹茶そっくり!デザートをいただいたあとのシマホンが、身体全体をさわやかにさせてくれるようで、最高の味わいでした。

Chimarao

 このシマホン、味だけでなく、茶席でのお抹茶のいただき方とよく似ているのです。ホストはまず、最初に飲みます。これは、亭主があらかじめ器や味を吟味しているのと似ています。一人ずつ吸いきって、亭主を介して次のお客さんに回して飲みます。この「回し飲み」という仕方が似ています。最後の客は、吸いきるときに「すっ」と音を立てます。お詰めが濃茶を吸いきるときに音を立てるのと、そっくりです。そしてこの茶器だけは水で洗い、洗剤は使いません。茶碗を初め茶道具は、基本的に水で洗います。お肉をいただいた後の飲み物として、爽やかな感じを与え、消化吸収を助ける効果もあるそうです。会席料理とお菓子の後にお濃茶をいただき、最後はお薄で茶会を終える、そんな流れにも通じるではありませんか!

26109 ←右はテレレといい、冷茶を飲む仕方で使われる茶器(グアンバ)

正式なお茶会(茶事)にはいくつかのルールがありますが、ブラジルでは参加者が自由に話しながら料理をいただき、何杯でもシマホンをいただくことです。日本の茶会は、その点控えめであるかもしれません。いずれにせよ、お客様を精一杯もてなし、一座建立、ホストも客も一つになってこの日に会えたことを感謝し楽しむことは共通していますね。

 感謝の表れとして、私は持参した携帯茶道具をプレゼントいたしました。奥様は、本場のシマホンセットを送ってくださるとのこと。シュハスコとシマホンを通して、ブラジルの方たちの心に触れた幸いな経験でした。

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コメント

ブログを見て面白かったのでコメントさせて頂きました(^ω^)
もしよかったら自分のブログも見てくださったら嬉しいです★
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ちなみに料理レシピのブログです!!
これからちょくちょく拝見させて頂きます★
よろしくお願いします(^ω^)

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