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2014年12月21日 (日)

下り、引き上げてくださる方 ルカ1:26-38 2014.12.21

レオナルドダヴィンチが描いている「受胎告知」で知られているように、ヨセフと婚約中のマリヤは、聖霊によって身ごもったことを天使ガブリエルによって告げられます。まだ一緒になっていないマリヤにとっては、これはありえないことでした。また、もしこのことが他の人に知られたなら、自分は姦淫の罪を犯したということで石打にされるということを恐れたでしょう。いずれにせよ、マリヤにとっては大迷惑な告知でした。しかしみ使いは「おめでとう、マリヤ」と言ったのです。アヴェマリヤ、ですね。彼女は、天使の語った言葉を神様のことばとしてすべてを受け止めました。
 この出来事の後、マリヤはエリサベツのもとを訪ね、子供のできないと思われていた彼女が身ごもっていることを知り、思わず声を上げるのです。ルカ1:4655に書かれているのは、マリヤの賛歌「マグニフィカト」と言われています。受胎告知のマリヤのことばと、このマグニフィカトには、共通した思いがあります。それは、「上にいる神が低いところにいる私に目をかけてくださり、救い主の母となる光栄に引き上げてくださった」ということです。まさに、クリスマスの神秘を悟ったマリヤがここにいるのです。
 カトリック教会では、戦国武将でキリシタン大名であった高山右近が、来年福者に列福されることになっています。最近では、マスコミでも取り上げられ、右近に関する書物も出版されています。その中で今年発行された「ユスト高山右近」という本があります。そのサブタイトルは、「いま降りて行く人へ」とありました。戦国の世は、競い合う時代で、武士が一番偉いとされていました。そのような時代にあって、右近親子は家臣や領民の死を悼んで、棺を共に担うことをキリストの心で行った人たちでした。またこの当時来日した宣教師は、ミゼルコルジアという慈悲を行う組を組織し、病人や貧しい人たちを助け乍ら福音を伝えていったのです。今日の福祉活動の始まりと言っていいでしょう。
 高いところにいる神が私たちのところに降りて来てくださった、そして私たちを神の子として引き上げてくださった。これが、主のご降誕、クリスマスの出来事です。私たちも隣人のところに降りて行き、主にあって引き上げる働きをしてまいりたいと思います。

ピリピ2:6-11 
  キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を無にして、仕える者の+姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。それは、イエスの御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめ、すべての口が、「イエス・キリストは主である」と告白して、父なる神がほめたたえられるためです。



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