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2015年5月16日 (土)

十字架のことば  1コリント1:16-25  2015.5.17

パウロは、復活の主に出会ってから伝道者に変えられ、福音を当時の地中海世界の人たちに伝えた人物です。かつては迫害者であったため、使徒の中では最も小さいものであるとの自覚のもと、誰よりも多く労苦した人です。今日の私たちから見ると偉大な伝道者、牧師であり、聖人パウロ、セイントポールとも呼ばれるほどです。
 そんな偉大な伝道者でしたが、アテネからコリントに来た時は、弱く恐れおののいていたのです。アテネでは今日でも異邦人への説教の模範となるようなお話をしたのですが、彼が思ったような伝道の成果はなかったのです。コリントに来た時の彼の決心は、人々が聞いてくれるような立派な知的な言葉ではなく、ただイエスキリストの十字架だけを宣べ伝えるということでした。十字架のことばこそが、人を救い、その人に新しい希望に満ちた人生を歩む力を与えると確信したからです。
 十字架のことばとは、イエスキリストが十字架にかけられて死んで葬られたという歴史の事実と、その意味を表す言い方です。このことは、人の救いは人間が考えた英知によることではなく、神の真実に基づくことである、ということと同じです。私たちが自分の姿を見て絶望し、神様のみを信頼するものになったという告白でもあるのです。キリスト者になるとは自分の決心に基づいているように思うのですが、実は神様から出たことなのです。
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」ヨハネ15:16 
 教会の暦では、本日はイエス様の昇天を記念する主日となっています。来週は、聖霊が降って弟子たちに宿り、教会が生まれたことを記念する聖霊降臨日です。十字架だけでなく、復活、昇天、そして再臨まで含めてこれが福音だ!と言われると、人々はどう思うでしょうか。愚か者を通り越して、気違い扱いされてしまうでしょう。十字架の言葉を信じるのは、まさに聖霊の働きによるです。
 人の思いを越えて働かれる聖霊のお働きを待ち望みつつ、この一週間を過ごしてまいりましょう。人を生かすのは、人間のことばではなく、十字架のことばであることを心に留め乍ら。

 しかし、その方、すなわち真理の御霊が来ると、あなたがたをすべての真理に導き入れます。御霊は自分から語るのではなく、聞くままを話し、また、やがて起ころうとしていることをあなたがたに示すからです。ヨハネ16:13

 

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