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2018年4月 8日 (日)

福音を伝える者 ナホム1:12-15  2018.4.8

歴史の出来事と、聖書に書かれている物語を照らし合わせると、おもしろいことが多くあります。ナホム書はアッシリア帝国の首都であったニネベが陥落と滅亡の預言を記した書です。そして実際に、ニネベは紀元前612年に新バビロニア帝国によって滅ぼされました。古代オリエントが統一され、やがてギリシャ、ローマ帝国の支配へと移っていく歴史の一コマです。
 ニネベがどのように滅ぼされたのか、その描写が2章に書かれています。敵国の略奪によるニネベの人たちの悲惨な叫び声が聞こえてくるような描写で、心が痛みます。彼らは、ヨナの宣教によって悔い改め、滅びをまぬかれたはずでした。しかしいつの間にか悔い改めたことを忘れ、自分たちの欲望のままにふるまうようになってしまったのです。
 アッシリア滅亡の理由は歴史家によって諸説挙げられています。その中でも、時の王アシュルハニバルは民の窮状を救うために有効な手立てをしなかったばかりか、欲望にふけり、王妃(愛人?)と一緒に燃える炎の中に飛び込んで最期を遂げた、愚かな王によって国は滅んだという説が目を引きます。
 ニネベが滅びる前に、南王国ユダは圧迫を受け、苦しみを味わいます。しかしそのようなユダに対して、やがて解放される時が来ること、そしてあなた方は良い知らせを伝える者なのだ、と慰めと励ましを語ったのが、本日の聖書個所です。良い知らせを伝える者の足が山々の上にあるとは、脚力にたけた人たちが知らせを素早く伝えることを表します。あるいは、山にのろしを上げて情報伝達を速やかに行った様を示しています。このみ言葉は、ローマ1015に引用されています。
 
遣わされなくては、どうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。「良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。」
 良い知らせ、すなわち、福音を信じることによって人は救われるのですが、伝えられなければわかりません。ですから、その福音を伝える人は立派な働きをしている人と言えるわけです。
 教会の使命は、どのような時代であっても福音を伝える人です。キリスト者は、自分の足で福音を証する者なのです。それはまことに立派な働きなのです。

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