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2018年5月

2018年5月26日 (土)

主に頼る仕事  ハガイ2:1-9  2018.5.27

昨日、衆議院の厚生労働委員会で、働き方改革法案が強行採決されたとのニュースがありました。誰でもがやる気を持って働き、それに等しい対価を受け取ることができる、そんな当たり前のことができていないことを改めて知らされます。たしかに働き方を見直してより良い働きにつくことは大切であり、これは人としての当然のことであると思います。

ハガイ書は、短い預言の書ですが、わかりやすいメッセージが語られています。バビロン捕囚から解放されて帰還したユダヤ人は、神殿建設に取り掛かりました。しかし彼らを取り囲む外国からの攻撃もあって、その仕事は頓挫してしまいました。民のやる気は失せ、神殿はそのまま打ち捨てられたような状態であるのに、自分たちの住まいは立派なものとなり、神様を顧みない民となってしまったのです。

そのような中で、預言者ハガイは彼らを叱咤激励し、自らも神殿再建の事業に加わり、やるべき仕事を行ったのでした。彼の活動は、わずか4カ月という短い期間だったようです。彼のメッセージの中心は、4節にある「仕事に取り掛かれ、わたしがあなた方とともにいるからだ-万軍の主のことば-」です。教会に来てまで仕事のことを言われるのはかなわない、もっとゆったりとしたい、と思っている方もあるでしょう。キリスト者にとっての仕事とは、単なる労働だけではありません。奉仕や他の人に仕えること、そして祈りも、大切な仕事なのです。三浦綾子さんは、死ぬことは人生最後の仕事(死事)であるともいわれました。自らの死の備えを教会生活の中でなすことも、大切な仕事なのですね。

賃金をいただけるのではありませんが、天においてよくやった、と主イエスからねぎらいの言葉をいただけるのです。私たちの仕事のポイントは、神様に信頼してことをなす、ということです。金銭を得ること、称賛や名誉を受けることでもありません。神様に信頼して、自分のなすべき務めを果たすことが、霊の神殿である私たち自身を築くことになるのです。それは、この地域にあってキリストの教会を立てあがることにつながっていくのです。

1コリント15:58
ですから、私の愛する兄弟たち。堅く立って、動かされることなく、いつも主のわざに励みなさい。あなたがたは、自分たちの労苦が主にあって無駄でないことを知っているのですから。

2018年5月 6日 (日)

父の約束、御子の命令  使徒1:1-11  2018.5.6

恵風和という言葉に表されるように、心地よい風が吹く季節になりました。聖書では、聖霊は風に例えられています。それはまた、神様の息吹のことです。
 教会歴では、この時期はイエスの復活からエルサレムに教会が誕生する間の期間です。復活されたイエスが40日間弟子たちに現れ、オリーブ山から天に昇り(昇天)、聖霊が下ってイエスを信じる者が多く起こされ、教会が誕生するという出来事を記念する期間です。聖霊が下るということは、4節にあるように、父なる神の約束でした。このことは弟子たちと過ごした晩餐の席で、すでに語られていたことでした。
ヨハネ14:6「そしてわたしが父にお願いすると、父はもう一人の助け主をお与えくださり、その助け主がいつまでも、あなたがたとともにいるようにしてくださいます。」
 
この約束の実現が、使徒2章にある教会の誕生で、ユダヤの暦では五旬節の祭りの時でした。今日ではこの日を記念して、聖霊降臨日と呼んでいます。この父の約束を待て、というのが子なる神であるイエスの命令だったのです。生前のイエスの命令は「互いに愛し合いなさい」ということでした。聖霊が下って教会が誕生し、私たちはこの命令に従って、主にある兄弟愛をもって互いに愛し合うことに努めているのです。
 父なる神の約束が成就した今、その約束を待てとのイエスの命令は、過去の出来事で今の私たちには関係のないことなのでしょうか?時間的にはそうですが、今の私たちにもこれは当てはまるのです。聖霊によって歩みなさいということは、聖書全体が教えていることです。
ガラテヤ5:16「御霊によって歩みなさい」とのみ言葉は、キリストを信じる者の歩みは、聖霊によることを端的に表しています。イエスが命じられたように、日々聖霊のお働きを待って、期待して歩むことが大切なのです。
 聖霊は風に例えられますから、私たちにはそれがどこから吹いてどのようにいくのかわかりません。聖霊に聞くこと、身を任せることが大切です。先週のGWでは、100メートルにもなる大きなこいのぼりが、皐月の空に泳ぎました。また、100畳敷きにもなる大凧が、空を舞いました。どちらも風がなければ、上がることはなく、風を受けてその雄姿を表すこともないのです。私たちも、父の約束である聖霊をイエスの命令を守りながら受けて、キリストを証する日々を過ごしてまいりましょう。

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