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2019年7月 7日 (日)

神をあがめ、感謝する 詩篇30:1-12  2019.7.7

「逆転人生」というテレビ番組があります。どん底の人生を歩んでいた人が、何かのきっかけで素晴らしい人生を送るようになったというようなことで、元やくざが牧師となったという方も紹介されていました。以前、私どもの教会にお呼びし、お話をしてくださった方でした。最近では、東京2020のチケット抽選がもう一度行われるそうで、抽選に漏れてしまった人には、ありがたい企画だと思います。敗者復活戦ともいわれているようです。

詩篇30篇は、まさに逆転人生、敗者復活ともいえるようなもので、重い病に侵されていた人が癒された喜びをうたったものです。1節には主なる神をあがめている様子が、歌われています。これは、み使いのお告げを受けた時のマリアと同じ告白といえるでしょう(ルカ1:46)。そして結びの12節では、感謝の言葉が記されています。これもまた、パウロの告白「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。」に通じるものです。

多くの場合、病が癒されれば医師や病院に感謝をするでしょう。困難な時に助けてくれた家族や友人に、ありがとうということもあります。これらすべてのことが、主なる神様のおかげなのです。悲しみが喜びに変えられる、死の恐怖から解放されて、生きる希望を持つようになる、詩篇30にはその素晴らしさがうたわれています。

しかし時には、病が癒されなかったり、思うような回復とはならないこともあります。相変わらず困難な中に置かれ、四面楚歌になって途方に暮れるということもあるでしょう。そのようになってもなお、私たちは神をあがめ、感謝することができるでしょうか。

この詩編の表題には「家をささげる」とあります。ここでは神殿を奉献する、という意味でしょう。個人的なことと思われる病の癒しが、公な出来事に、適応されているのです。ささげるとはヘブル語のハナクで、ハナカ(奉献)のもとになった言葉です。イスラエルの歴史の中で、神殿が異教徒にけがされた時がありました。しかしユダヤ人はこの神殿を奪還し、燭台を再び掲げることができたのです。そのことを記念したハナカの祭りは、光の祭典として今日も祝われています。闇から光への逆転があったのです。長い苦しみの中でも、彼らは神を忘れることはなかったのです。

苦しみの中でもなお、神の真実さを信じて祈る。神をあがめ、その方に感謝をささげる、そこに逆転の人生が開けていくのです。

 

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